おはなしの卵社について。
・子供の頃から、本を読むことが大好きでした。
あるいは、文章を読むのが大好きでした。
本を読むことによって、移動することなく、
別の世界へ、こころが旅行する感覚が、私は大好きです。
本を開き、紙の匂いや手触りを感じながら、
ページをめくる、そのたびに発見があります。
1ページ、1ページに、様々な「おはなし」がつまっています。
・「おはなし」は、多くの人はこどもの頃の、
オトナからの絵本の読み聞かせから
はじまっているのではないでしょうか?
そして、その「おはなし」は、花に水をやるように、
あなたのこころを育ててくれたはずです。
それは、とてもあたたかい思い出だと想像します。
・オトナも、どんなオトナだって、子供だったわけで、
心の中には、かっての小さい頃のじぶんがいるはずです。
その心の中にいる子供も、オトナになった現在のじぶんも、
やはり、おはなしを必要としているのではないでしょうか。
たとえ、なにも役に立たない、おはなしだとしても、
目に見える、必要なものだけが、
世の中で重要だとは限らないと考えます。
・おはなしの卵社は、様々な分野の人とコラボしながら、
本にまつわる、小さいながらも、いろいろな活動を通して、
子供や、かって子供だったオトナにも、
「おはなし」を提供していくユニットです。
・おはなしは、フィクションでも、ノンフィクション、
どちらも活動していきたいと思っています。
私たちが作った「おはなしの卵」が、
だれかに渡り、温められ、
そして、おはなしのヒナがかえり、
そのおはなしが、知らない誰かを温められたら嬉しいです。
真冬の暖炉や、湯たんぽや、ダウンジャケットみたいに。
・また、街の書店の減少や、インターネットの普及など、
世の中の流れが変わる中で、
あらためて、本を読む意味を考えてみたいと思います。
いずれは本を中心として人々が集う場作りを目指しています。
・私のスタンスは、兼業農家です。
畑や、田んぼを手入れをするように、本や文章に関わり、
必要であれば、直売所で野菜を売ってもらうように、様々なカタチで販売する。
本業は、日々頑張りながら、収穫を楽しみにする、兼業ユニット。
・また、様々な分野の方、イラスト、写真、デザイン等の方と、
コラボレーションできたらと思っています。
私達の活動に、興味を持たれた方、お声がけください。
