劇団。
・小学校の頃、年に1回、班で、
出し物をするお楽しみ会があって、
演劇を出し物でやっていた。
お話を作るのも楽しかったのも、もちろん、
その作る過程の雰囲気が楽しかった。
何より、面白さを追求していたし、自分たちも、お客さんも楽しんでいた。
私の演劇の原体験は、お楽しみ会かもしれない。
他にも、私は、漫才係という係をやり、
給食中に、寒いコントをしていた。
これも、原体験かもしれない。
・そして、大学に入学したとき、
演劇部がないことに、軽くショックを受けた。(調べない方も悪いけど。)
今みたいに、インターネットも普及していないので、
市民劇団の情報もない。
私は、演劇をやることを断念した。
そのあとも、大学卒業後は、アルバイトをしながら、
どこかの劇団で、脚本を担当できないかと、
考えていた。
まぁ、働きたくない逃避もあったのかも。
それは、国家試験に落ちることで、それどころではなくなる。
社会人になってからも、演劇鑑賞をしたりしていて、
どこか小さな劇場という舞台に憧れていた。
・なぜ、私がそこまで、演劇というものに惹かれるのか?
考えてみたんだけれども、私は、たぶん、
色々な人と、ワイワイ、物語を作っていく作業に憧れていたんだと思う。
その中には、意見の衝突や、面倒なこともあるんだろう。
そして、孤独に物語を作ることも、必要だろう。(多くはそうだ。)
だけど、それを含めて、楽しみにしていることに、
演劇を志した気持ちがあるのかなぁ、とは思う。
相反して、私には、一人でコツコツやる時間も好きなのだが。
・ユニット名を「おはなしの卵社」と、「社」をつけたのも、
1つは、小劇場の小さな劇団のようなイメージがあったのかもしれない。
劇団には、脚本家も、照明も、俳優も、色々な人がいます。
このユニットも、様々な人を通して、
小さな劇団のようになれば、いいなぁと思うのです。
小さいけれど、その劇団は、賑やかで、活気があって、程よいユーモアがあって。
そして、できれば拍手は、人数は多くないだろうけど、
あたたかい拍手であれば、なお嬉しいなぁと思います。
読んでくださって、ありがとう。
演劇鑑賞したくなりました。