おはなしの卵文庫。
・ちょっとした趣味みたいなもので、
私の勤めている薬局の待合室に、個人的にセレクトした本を置いています。
セレクトする基準は、ただ一つ、心が温まる本です。
温まるの意味って、それぞれの人に違うものだけれど、(当然ですよね。)
温まる、つまり少しでもハッピーな気分になることです。
ハッピーな気分を紐解いてみると、
それは、お風呂上がりのビールだったり、真冬のホットコーヒーだったり、
猫とじゃれあったり、大好きな人の笑顔だったり、
日常の中にあるハッピーな気持ちです。
・そうすると、生活に根ざした本、日常を整えたくなる本になります。
(私は、ゴシップ記事が嫌いなので、週刊誌は置かないのもポリシーです。)
雑誌は、信州のライフスタイルの情報誌、「KURA」
暮らしについて丁寧に書かれた、季刊誌「住む。」
信州は山好きの方が多いので、雑誌「山と渓谷」とか。
その中に子供向けに、仕掛け絵本(ポップアップが多いです。)、定番の絵本。
岩谷さんの猫の写真集などです。(猫が好きなのです。)
・本業では、バタバタしていますが、選書をするのは本当に自由なので、
楽しんでやっています。
これを何か、本にまつわるアレコレにリンクさせられないか?
そう思いましたら、いくつか、本棚を一箱貸してくださる本屋さんがあるとのこと。
あるいは、一箱古本市も全国で開催されている。
なかなか、このご時世、書店を開くのは難しいことですし(それも一つの理想ですが。)
一つの経験として、やってみようと思っています。
多分、待合室よりディープな本棚にはなるのかなぁ、とも思いますが。
魅力的な本棚を作ることは、魅力的な本を作ることと同じくらい素敵だと思います。
ZINEを出す、「おはなしの卵社」としての創作活動と、
選書をする、一箱古本書店、「おはなしの卵文庫」(仮)
活動の幅を広げていきたいと思っています。
ほんと、少しずつですけれどもね。
今日も、読んでくださってありがとうございます。
日常にある何気ないことを、面白いことに変える、
それが、私の好きなことの1つです。